藤沢市の湘南台駅すぐ近く、そば処元祖鴨南ばん
当店で使用している鴨は合鴨です。
真鴨(本鴨)のような飛ぶ鳥とは異なり、脂身が多く美味しいだしが出ることが特徴です。
契約ファームから送られて来る合鴨を胸肉、もも肉、脂身と切り分けて、それぞれの肉が均等に入るように調理します。
なめらかな赤身の胸肉・歯ごたえのあるもも肉・とろけるような脂身、当店こだわりの合鴨をどうぞ召し上がりください。
蕎麦は更科粉の細打ちで、その長さにもこだわっております。
せいろの蕎麦を箸でつまみ上げたとき、長すぎず丁度良い量の蕎麦が召し上がれます。
また、汁は先祖から受け継いだ「かえし」を使い、厳選した鰹節で昔ながらの製法を守っております。
鴨南蛮の「南蛮」とはネギのことで、もともと鴨南蛮は「鴨」と「ネギ」を使ったそばのことをさしています。
元々は冬にしか食べられなかったメニューですが、現在では一年を通して鴨肉を手に入れられるようになり、いつでも楽しめるようになりました。
また、合鴨の脂身は牛・豚肉の脂身と異なり不飽和脂肪酸を多く含み、ミネラル・ビタミン・鉄分なども牛・豚肉の2~4倍の数値といわれています。美味しいだけでなく、栄養が豊富な面でも合鴨を使った料理は注目されています。
最近は健康に気を使う女性からの注目も集まり、鴨南蛮・鴨せいろ共に人気が高いメニューです
昭和10年、桑原光二の妻・トイがお客様に「鴨南蛮は熱いから、夏には向かない」と言われたことがきっかけでした。
トイが最初に考えたのは、蕎麦と鴨南蛮に使う鴨汁を分けることでした。
いわゆる「かけそば」と同様に鴨南蛮の汁は別々にして食べるには薄く、この案は失敗に終わります。
それから試行錯誤を繰り返して「つけそば」用の鴨汁が完成、「鴨ぜいろ」と名付けました。
完成した「鴨ぜいろ」をそのお客様に召し上がっていただいたところ、大変満足してくださったそうです。
冷たい蕎麦と温かい鴨汁の相性は抜群で、鴨の風味を損なうことなく夏にも楽しんでいただけるものになりました。
※当時のお品書きは「鴨せいろ」ではなく、「鴨ぜいろ」となっていました。
また、昭和29年当時の東京都麺類協同組合の鈴木政一、伊原幸八が講師となって、各店人気のメニューを紹介する講習を各地で行いました。この時、鴨南ばんの人気メニューとして「鴨ぜいろ」も紹介されました。
山崎叡山が1855年(安政2年)正月に80歳で著した『蕎麦道中記』(隻六蕎麦案戯書)で11の名店としても紹介されています。
そば處 元祖 鴨南ばん
〒252-0804
神奈川県藤沢市湘南台2-22-17
(地図)
0466-45-5033